吹奏楽男子の奇妙な体験:中1、オーディション編

アコースティックギター

読了時間:約10分

こんにちは、もろこしです!
このシリーズは中高6年間でおこったさまざまな面白いことや、修羅場だったエピソードを語ります!

ゆるーく見てもらえると幸いです。

今回は中学1年生の話、オーディション編です!

登場人物
先生:新任の先生。吹奏楽顧問始めて
先輩A:2年生。可愛いけど…

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吹部に入部する

実は中学校に入る2年ほど前からアコースティックギターをやっていました。
まあやり始めたきっかけは全然大したことないんですけどね笑笑

アコースティックギター

楽しい。1~80万。楽器は値段がピンきり。

親がけいおん!を見てギターをやり始めて、自分もギターを触ったら意外とハマったという感じ。

そしてギターをやってく中で、部活は音楽関係をやりたいなと感じはじめ、吹奏楽部に入ろうと決めました。

その裏には運動が苦手すぎて、スポーツ系は絶対に嫌だという理由もあったり笑

そこで吹奏楽部に入ると、どの楽器を持ちたいかの希望調査がありました。
自分としては音楽をやれたら楽器はなんでも良かったので、特に希望を出しませんでした。

すると、一番希望の少なかった打楽器に決まりました。

「打楽器やるのかー」

とぼんやりと思いながら先輩と顔合わせると、盆と正月が一緒に来たように歓迎されて驚きました。

どうやら打楽器は不人気らしく、打楽器に来てくれるだけでめちゃんこ嬉しかったらしいです。

たしかに”吹”奏楽部ですからね。

吹かない打楽器は不人気なのかもしれません。

オーディションに駆り出される

さて、めでたく打楽器パートに入った訳です。
しかしここでびっくりすることを言われました。

「今の2年生には正直大会出てほしくないから、オーディション出てね^^」

ということを3年生から言われます。

どれだけ2年生がくそだったのか・・・
それは後から知ることになりますが、当時の自分は知る由もなく。

この発言を聞いて内心、

「は?楽器始めたばっかのやつがまともにできるわけねーだろ」
とか思っていました。

ですが、こんな風に言われるということは先輩から信頼されていることの証。
ここで頑張らないと男がすたるのでは?と思い、オーディションに出ることに決めました。

そしてここで吹奏楽部生活、最初の事件が起きてしまいます・・・

がばがばなオーディション

これはまあ、先生が悪いといえばいいのでしょうか。
オーディションの基準がめちゃくちゃでした。

まさかの、統一された基準がないというオーディション。
それぞれ違う楽器、違うフレーズを演奏していたんです。

オーディションとは、各演奏者の実力を公平に判断するべきもの。
そのため全員同じ楽器で同じ楽譜を演奏する必要があるんです。

それなのに、全員違う楽器、違うフレーズを演奏させるという・・・
実力を公平に判断できるはずがありません。

また、オーディションでは演奏以外の面で評価を加えないように、審査員には誰が演奏しているか分からないように行われます。

例えば、練習態度は悪いけどめっちゃうまい人と、下手だけど練習は毎日まじめにやっている人。
なんとなく真面目にやっている人の方に心が傾いてしまいそうですが、現実は残酷です。

コンクールではいい音を出す奴が正義。
容赦なくオーディションで落とさなければいけません。

どれだけ人間として腐っていようが、周りから嫌われていようが。
いい音出して、いい演奏できれば正義なんですよ。

まあ、あまりにもひどい人間の場合は周りからの反発で大変なことになるかもしれませんが。

オーディション終わり、衝撃の事件

かなりめちゃくちゃなオーディションだと思いつつも、頑張って練習しました。

何せ打楽器はいろんな楽器があり、すべてにおいて初心者なわけです。

必死になって練習しました。
責任感とか、先輩からの期待に応えたかったというのもあります。

私が任されたのは、

バスドラム

大太鼓。牛の革とか使ってるやつだと10~20万したり。

バスドラムという楽器(大太鼓)と、

グロッケン

グロッケンこと鉄琴。3~8万。

グロッケンという楽器でした。(鉄琴)

バスドラムのほうは楽譜的に難しくはなかったのですが、グロッケンのほうの楽譜がけっこう曲者でして。
中々楽譜通り叩けず、苦労しました。

というか初心者にテンポ早めのフレーズを任せないでほしかった!

なんだかんだ苦戦しつつも、オーディション本番が来ました。
緊張しすぎて、

「もう自分の番かよ、時間の流れ早すぎる!!!」

とか思ってしまいテンパっていました。

古典的な緊張を抑える方法、人という文字を3回てのひらに書いて飲む。
なんてことをしてなんとかごまかそうとしました。

そして自分の番が回ってきて、オーディションが行われている音楽室へ入ります。

「番号9番」
オーディションを受けるうえでの番号を呼ばれ、演奏を始めます。

まずは大太鼓から。
譜面は簡単でしたが、丁寧に演奏します。

音量の大きさは適切か?
フォルテ、ピアノ、今は演奏でどのような大きさが必要か?

頭をフル回転させながら演奏します。

大太鼓の演奏が終わり、次は鉄琴の演奏へ。

リズムは正確か?
違う音を叩いていないか?
演奏し始めるタイミングは間違えていないか?

耳で、目で、感覚で。
五感をフルに活用して演奏します。

そしてオーディションが終了。
心臓がバックバック鳴りながらオーディションの場所から出ました。

テンパっていた割にはミスも少なくそこそこの演奏ができたと覚えています。。
今振り返ると、新しい楽器を始めて3か月かそこらでやった演奏としてはけっこう上出来な演奏でしたね。

よく頑張ったぞ、自分!!

そして打楽器パートすべての奏者のオーディションが終わりました。
オーディションはやはり疲れたのか、先輩たちはお互いに苦労をねぎらっていました。

オーディションなのでもちろん、落ちると問答無用で大会に出られません。
なので先輩たちは必至でした。

3年生ともなれば、吹奏楽部最後の年。
ここでオーディションに落ちるのは死ぬほどつらいことなので。

そしてオーディションが終わった次の日、オーディションの結果が打楽器パートに渡されました。
誰がオーディションに出られるか、そしてそれぞれがどれだけ演奏がよかったかを表す評価点が記された紙を渡されました。

結果は、意外なものに。
基本的には2,3年生が出て1年生は出ないものです。

しかし今回は、3年生が全員でて2年生が1人落ち、その代わりに自分が出るという結果に。
そして評価点のトップが自分でした。

オーディションに自分が出られるかどうか。
正直なところ確率は50%だと思っていたので、素直にうれしかったです。

しかし評価点が打楽器パートの中で最高点だった事実。
これにはびっくりです。

さすがに1年生が一番うまいというのは・・・
打楽器を小学生のころから練習していたような経験者なら話は別ですが、自分は初心者。
ぺーぺーもいいところですよ。

そんな自分が打楽器パートの中で一番上手かった。
オーディションの審査員の耳がアウトなのか、先輩が下手すぎてアウトなのか。

すでに吹奏楽部にある闇の深さを感じずにはいられませんでしたね!

とりあえず自分がトップだった話は置いといて。
この評価が載っている紙を渡されたとき、驚愕の事件が起きました。

なんと、先輩Aが泣きながら自分にキレて来たんです!

これには困惑するしかなく。

「なんでお前ら先輩なのに俺より評価点低いんだよwwwwwwwwww」

なんて煽った記憶など全くありません。

部活に入ったばっかりで上下関係が完璧にわかってなかった自分でした。
しかし、1年がトップだという状況では何も言わないほうがいい、ぐらいの分別はついていました。

それなのにガチギレされるという。
ただ、おろおろするしかありませんでした。

しかも

「なんであんたなんかが!!!!!」
と叫びながらマレットを投げつけて来ました。

鍵盤楽器を演奏するときに用いられるマレット。

マレット、2本で1セット。3000円ぐらい。

いや、ね。
人からものを投げられるなんで人生初でした。

しかもマレットを投げつけられる。
マレットを投げられた男子はこの世にほとんどいないでしょう。

先輩Aにはただただ、あきれるしかありませんでした。

仮にも先輩であるはずなのに、感情を高ぶらせて後輩にあたる。
自分の実力不足でオーディションに落ちた事実を受け止められない。

さらには楽器の一部である、大切なマレットを人に投げつける。

逆に相手のレベルが低すぎて怒る気も失せるというものです。

加えてガチギレしてきた先輩Aは全然練習をしていませんでした。
部活の練習時間中も、ほかのパートのお友達とお遊びタイム。

まともに練習もしていない癖に、他人に文句をいう余裕はあるのか。
どうやら先輩という存在は大した御身分のようです。

先輩にガチギレされて、言い返すとさらにひどくなるのは明らか。
時間が早く過ぎることを祈り、早めに帰宅しました。

そして親に愚痴を聞いてもらいました。
こんなもん、自分で抱えてたら頭がおかしくなる!

ぐちを吐いている中で自分が言っていた言葉の中に、今でも覚えているものがあります。

「お前は泣くほど練習したのか」

当時の俺、ほんとうまく立ち回ったな。
今の俺はこんな体験したら心が折れちまいそうだよ・・・

終わり

こんな感じで、吹奏楽部に入ってすぐに修羅場に引き込まれてしまったもろこしでした。

自分の入ってた吹奏楽部がおかしかっただけで、全部の吹奏楽部がこんな感じってわけではないです!

全部が全部、吹奏楽部はアタマおかしい所ではありません。
(でもやばいところはいっぱいありそう・・・)

最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

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